バトルロワイヤル
「新しい武器…?」オレは真弓を見てる向坂に言った。
「あぁ…それは…」
「……向坂!それはしゃべりすぎじゃ!!」隣から徳光がどなった。
「すいません!!」向坂は謝りダイナマイトを引き出しになおした。
(グゥウゥウ…)健太のお腹が鳴った。
(グウゥゥウ…)続けてオレらのお腹も鳴った。
「そういえばずっと何も食ってなかった……。」
「じゃあ何か食べよう!」
オレ達はそれぞれカバンから食物を取出し食べた。
「うまぁい!!」食物で涙が出たのは初めてだ。
オレ達が食べおわると時刻はもう11時前になっていた。
「もうそろそろ就寝時間だ!!みんな寝る準備しろよ!」徳光は命令した。
「最初の見張りはオレと梶原(かじわら)だな。……みんな電気消すぞ!」
(カチンッ)徳光は電気を消した。
そしてオレ達はぐっすり眠りはじめた。
2:00……
「おい起きろ……向坂…お前の番だ…」
「んぁ……桜井(さくらい)…見張りか!」向坂は桜井に起こされた。桜井はさっさと眠りに入ってしまった。
「………いよいよか…」不適な笑いで向坂はつぶやいた。
(ガサッガサッ………)向坂は動き始めた。
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