年上王子のお嫁さん☆


でも、先輩の誘いは……




……この際だ。


言ってしまおう。





「あの、中里さん……」


「なんだ?
まさか、別れたとか……!!?」


「違います!!……実は…」




深呼吸してから、ゆっくり口を動かす。



華は許可してくれたから……







「……実は

高校生なんです。」


「…え??」




俺の言葉に、固まる中里さん。


…やっぱり……



びっくりするよな。



固まる中里さんの変わりに反応したのは…





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