年上王子のお嫁さん☆
「今日、これから暇?
もし暇だったら、営業部のみんなとご飯食べるんだけど、来る?」
『え……いいの?』
ちょっと抜けた声に、頬が緩む。
可愛い。
可愛過ぎる。
「先輩に頼まれたからさ。華のこと、見たいんだって。
俺も華に会いたいし…明日休みだから、泊まっていく?」
『え!!?ホントに?
やったぁ!!行くっ!!!』
顔を見なくてもわかる。
華の笑顔が、頭に浮かぶ。
『オシャレしていくから!!
どこに行けばいい?』
「じゃぁ……T駅に来て。
着いたら電話ちょうだい。」
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