年上王子のお嫁さん☆


もうダメ。


考えられないょ……




啓飛の優しい視線を感じながら、静かに頷く。



フッ…と笑って

あたしのまぶたにキスを落とした。







「…たくさん鳴かせてあげる。」










〜〜〜〜



それから、夜遅くまでベッドに入っていた。




「…もう10時になる。

俺もあっちに戻るから、華も帰れ。」




啓飛はいつの間にか着替えていて、あたしに服を差し出す。


そっか、啓飛は戻らなきゃいけないんだ。




そう思うと、寂しくなってきた。




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