年上王子のお嫁さん☆
啓飛が一階に行った間に
下着をつけて、服を着る。
久し振りにシたから、腰が痛い……
着替え終わったところで、階段を上ってくる音が聞こえた。
「…華。」
「啓飛…?」
いきなり、抱き締められるから
びっくりしてしまう。
「……お隣じゃなくても
お前は俺だけの女だからな。」
「…え?」
啓飛らしくない、ちょっと弱気な声に
またびっくりしてしまう。
……どうしたの?
「それはこっちのセリフだよ。
そんなこと、気にしなくても大丈夫!!
あたしが啓飛しか見えないこと、知ってるでしょ?」
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