年上王子のお嫁さん☆


次の日。



「槇原く〜ん、コピーお願いできる?」


「はい。わかりました。」




滝本さんに呼ばれ、コピーをしに行く。


朝から忙しくてクラクラする。




それでも頑張れるのは、華の存在があるからで…


いつも、携帯が鳴るとすぐに反応してしまったり

携帯を開く度に、待ち受けのツーショットが胸を締め付けていた。





……花火、行きたかった。


華の浴衣…可愛いんだろうな。

他のヤツと行くのかな?


んで、襲われたり?

ナンパされたり?


触られたり?




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