年上王子のお嫁さん☆
なんだ。
涼さんも直哉さんも帰ったんだ。
あたしは、適当に返信して
またベッドに寝転がる。
規則正しい啓飛の呼吸が、頭に響いて
心地いい……
「……ん…?」
目を擦ったとき、何か違和感を感じて
手を見ると………
「……気付いた?」
「ひゃ!!///」
いきなり抱き締められ
変な声を出してしまう…///
それにしても……
「…これ……」
啓飛の優しい視線に、目頭が熱くなる…
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