年上王子のお嫁さん☆


2人で、ベッドから出たのはもう昼時。



「お腹空いたでしょ?
なんか作るね〜。」



そう、当たり前のように言って

冷蔵庫を漁る。





ずっと前から思ってたけど……




「なんで、そんなに料理上手いの?」


「え?」




野菜室から玉ねぎを出す華を見ながら、聞いてみた。


前にもしたことがある気がする。



あの時は

『啓くんに近づけるように』

って、寂しそうな顔して言ってたっけ。




「それ、前にも聞かれた気がする。」



そう言って笑う華は

寂しそう じゃない、明るい顔をしている。





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