『クルマとタバコとカンコーヒーと…』【リアル物語ケータイ小説版】
第60話
俯き考える昭太郎に隣でぼやく母親の声が聞こえてきた。
「家を買うつもりでって言われてもねぇ・・・」
「あぁ・・・」
「ああって、人ごとみたいに」
「だって、海外は無理だよ、有り得ないだろ海外で移植手術なんて考えられるか?」
「想像つかないわねぇ・・・」
「だって3000万だぞ、3000万。家の何処にそんな金があるんだよ」
「そうよねぇ・・・」
「じゃぁ、生体間移植?」
「人に迷惑はかけたくないよ」
母親から目をそらした昭太郎。
「麻由美はあなたと同じB型よね・・・」頭がフル回転の母親は思い付くまま話を続けた。
「あいつは3ヶ月後に結婚するんだぞ」
「妹に話さない話じゃないでしょ」
「いいよ・・・」
小声で告げた昭太郎の脳裏には嬉しそうに報告をしてくれた麻由美の顔が浮かぶ。
・・・・・
「旦那さんに話さなきゃいけないわよねぇ」
思い付いた様に手を鳴らす母親は話を進める。
「まだ旦那じゃないだろ」
「どっちにしても麻由美に言わないわけにはいかないでしょ」
「ちっと、・・・あぁ・・・まってよ@%○□#」
処理しきれずに空白になる昭太郎と前向きに考える母親の会話は交わることがなかった・・・。
俯き考える昭太郎に隣でぼやく母親の声が聞こえてきた。
「家を買うつもりでって言われてもねぇ・・・」
「あぁ・・・」
「ああって、人ごとみたいに」
「だって、海外は無理だよ、有り得ないだろ海外で移植手術なんて考えられるか?」
「想像つかないわねぇ・・・」
「だって3000万だぞ、3000万。家の何処にそんな金があるんだよ」
「そうよねぇ・・・」
「じゃぁ、生体間移植?」
「人に迷惑はかけたくないよ」
母親から目をそらした昭太郎。
「麻由美はあなたと同じB型よね・・・」頭がフル回転の母親は思い付くまま話を続けた。
「あいつは3ヶ月後に結婚するんだぞ」
「妹に話さない話じゃないでしょ」
「いいよ・・・」
小声で告げた昭太郎の脳裏には嬉しそうに報告をしてくれた麻由美の顔が浮かぶ。
・・・・・
「旦那さんに話さなきゃいけないわよねぇ」
思い付いた様に手を鳴らす母親は話を進める。
「まだ旦那じゃないだろ」
「どっちにしても麻由美に言わないわけにはいかないでしょ」
「ちっと、・・・あぁ・・・まってよ@%○□#」
処理しきれずに空白になる昭太郎と前向きに考える母親の会話は交わることがなかった・・・。