『クルマとタバコとカンコーヒーと…』【リアル物語ケータイ小説版】
第7話

「なんか、敏哉はスッチーと仲良くなってるし、昭太郎は由紀と上手くいってるみたいだしよー、どうなってんだよ」

 と愚痴るのは勇介。

横浜のファミレスで光隆と食事中。

勇介の前にはハンバーグステーキ、ライス、サラダ、イチゴムースにコーヒーが並んでいる。

「由紀って、あの由紀か、泣き虫の?」驚いて乗り出す光隆。

「そうだよ!あのパーティーで会ったらしい。昔から昭太郎も気に入ってたみたいだし、久しぶりの再会で火がついちまったみたいだよ」

「へぇー、なるほどねぇ、知らなかったよ。でも、昭太郎の足の調子はどうなんだ?」

「わかんねぇ、大丈夫なんじゃないの?彼女つくってるぐらいだから、まじムカツク!」
 そう言ってイチゴムースを口いっぱいにほおばった。


「それから食うのかよ・・・」
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