DislikeMan~男なんて嫌い~



「じゃ、そろそろ行こうか?」


さすが如月さんで、変な空気も気にせず爽やかな笑顔を見せる。


「行くって、どこに?」


早苗と顔を見合わせて、如月さんに質問をする。


「早苗ちゃんが行きたいって言ってた遊園地」


私たちに向かって片目を瞑って見せて、ドアの方に体を向けて歩き出した。


そういえば、遊園地に行くのが最初の目的だったっけ。


ちょっと笑って、早苗と二人で如月さんについて歩き出す。


「遊園地って、ここから近いんですか?」


「…20分くらいかな」


ちょっと考えて答えを出した。


そんなに遠くもないけど、近いわけでもないと。


なぜかさっきから通り過ぎていく人々が私たち3人を驚きの目で見ていく。


私も早苗も少し不思議に思っていたけど、如月さんはいかにも堂々としている。


きっと、私と早苗を見てるわけじゃなくて、如月さんを見ているんだろう。


普通にしてたってオーラがあるもんね。


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