DislikeMan~男なんて嫌い~
少し嫌がっているようにも見える如月さんを引っ張って、3人でジェットコースターに乗ろうとしたとき。
「3人だとさ、人数割れるよね」
……確かに。
如月さんの一言で、私たちの動きは止まる。
「どうしよう」
早苗が不安げな表情をしながらも、早く乗りたいと思っているのがわかる。
「…俺、待ってるよ」
「如月さん」
「ん?」
「……目、輝いてますけど」
自分が乗らなくていいことになるかもしれないこの局面で、如月さんの目はキラキラしていた。
さすがに、口元はきっちり締まっていたけど。
「まぁ、とりあえず、2人で楽しんで来てよ、ね?」
言い終わらないうちに走り出して手を振る。
「ちょ……」
食い止める私の腕を引っ張って、早苗がジェットコースターに乗せる。
「まぁ、いいじゃん」
今の早苗は、如月さんより、ジェットコースターのほうが優先されるみたい。