DislikeMan~男なんて嫌い~
でも、乗り場に行くと人が列をなしてるのに驚く。
子供を連れてるお父さんとか彼女に無理やり載せられてる彼氏とか。
私たちみたいなのって、ちょっと特殊だな。
思わず笑ってしまった私を、驚きの表情を浮かべて見てる2人。
「あ…ごめんなさい。乗りましょうか」
2人を促して、列に並ぶ。
ちょうど私たちでいったん区切られた。
「あら。いい運来てんじゃない?」
なんて笑いながら、乗る場所を探す。
出発のベルが鳴り、アナウンスが響いたため、急いでそれぞれ近くのものに乗ると同時に動き出した。
落ち着いて自分の乗ったものを確認してみると…。
「ば、馬車!?」
シンデレラに出てきそうなカボチャの馬車で。
「なんで私が馬なのよ」
前で早苗がふくれっつらをしてるのは、私の乗った馬車の操縦士的位置にいるから。
「俺、馬車に乗っていい人じゃないと思うんだけど……」
すぐ横で声がして、びっくりして見てみると、私の横に如月さんが座ってた。