DislikeMan~男なんて嫌い~
「次、どこ行きましょう?」
早苗は如月さんがこんな状況でも、まだ遊ぼうとしてるらしい。
まぁ、こんな状況だから、かもしれないけど。
「私はどこでもいいけど、如月さんが……」
「あ…俺ならもう大丈夫…。なんとかなるよ」
弱弱しい笑みを見せながら、如月さんは私たちに気を使ってくれる。
「じゃ……如月さんの行きたいとこ、行きましょう」
私が提案すると、早苗も乗っかった。
「じゃあ、お化け屋敷…なんてどう?」
さっきまで弱弱しかった如月さんの顔が一瞬にして危ないものへと変わった。
「お……お化け屋敷…」
私はその言葉を聞いた瞬間、逃げ腰になってしまった。
早苗もきっと、得意じゃないけど、決してそんなことは言わずに、むしろ楽しんでやろうとさえ言いやがった。
「じゃ、決まりだね」
如月さんが口元に笑みを湛えながら(それもだいぶ危ない感じの)、逃げそうな私を捕まえて歩き出した。
私……中で失神する自信あるっ。