DislikeMan~男なんて嫌い~
3人で横に並んでも全然余裕な通路を歩きながら、どこからどんなものが出てくるかとビクビクしながら歩く。
「キャ!!」
私と早苗の顔に何か冷たいものが触れる。
同時に悲鳴を上げて、如月さんの腕にしがみ付く。
「わ…両手に花って感じ」
こんなときなのに、如月さんはなんて悠長なことを言うんだろう。
「いやぁぁぁっ!!」
「やっ!!」
数々の悲鳴をあげながら進んでいく。
おどろおどろしい音楽が鳴り響き、証明も転々とする。
「もう…なんなのここ……。めっちゃ怖いじゃん…」
如月さんの腕を握る手の力を強める。
と、そのとき。
私たちが通り過ぎた場所からミイラが出てきて、私たちの後ろを付いてくる。
パッと後ろを振り返った私には、衝撃的でしかなくて。
「……キャっ…」
と言ったきり、動けなくなってしまった。