DislikeMan~男なんて嫌い~



全部食べ終わって、ふーっと息をつくと、早苗と同じく自分も紅茶を飲む。


「で、誰だったの?」


「え、何が」


飲みかけた紅茶のペットボトルを止めて、早苗をぽかんとした顔で向く。


「さっきの電話。誰からだったの?」


ただの好奇心だろうけど、どうして人間はこういうことを気にするんだろうとたまに思ってしまう。


「あぁ……。城西さん」


紅茶をくいっと飲んで、普通のトーンで言う。


「え、城西って……合コンときの?」


「うん、そう」


私が何事もなかったかのような顔で言うと、早苗は絶句した。


「なに」


黙って目を見開いて、私を見つめている早苗に怪訝な顔で聞く。


「なに、じゃなくて……。なんで城西さんから恋歌に電話かかってくるわけ!?」


どうして早苗がそんなにびっくりするのかは分からないけど、とりあえず驚いているのは確か。


「なんでって……知らないよ」


そんなことは城西さんに聞いてくださいって。


「だって、優貴恵と付き合ってるんでしょ。恋歌に電話してくる理由がないじゃん」


今度は私が驚く番。


こんなにも情報通の早苗が知らないで、私が知ってるなんて……。


「小柳さんと城西さんって、別れたんだよ?」


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