DislikeMan~男なんて嫌い~
「最近、どう?」
私の手を引きながら、ふと振り返って薪坂さんが問いかける。
「どうって……?」
あまりにも唐突な問いに困惑する。
「んー、ま、いいや」
「は…?」
憎めない笑顔を見せて、また私の手を引いて歩き出す。
いったい何が聞きたかったんだろうか。
謎が頭の中で渦巻いている。
でも、なんとなく薪坂さんが楽しそうだからいいや。
病院を出て、ちょっと歩いたところにある喫茶店に入る。
向かい合って座り、適当に注文を済ませる。
水を一口飲んで、薪坂さんは頬杖をついて私を見つめ始めた。
最初は気にしなかった私も、しばらく見つめられていることに気づくと、また戸惑う。
「な、なにか……」
「ううん、久しぶりに見る恋歌ちゃんだから」
「は……?」
やっぱりこの人、よくわかんない。