DislikeMan~男なんて嫌い~



「薪坂さんが、事故!?早苗、それホント!?」


「うん…。恋歌との待ち合わせ場所に行く途中で、トラックに撥ねられて…」


私と待ち合わせていたストイックに来る途中で撥ねられた…。


「相手の過失だから、トラックの運転手は逮捕されたんだけど…。薪坂さん、危ないんだって―――!!」


早苗の悲痛な声が鼓膜を刺激する。


どうしてか、涙が一筋零れ落ちた。


「……早苗、病院わかる?」


「わかるよ」


早苗から病院の名前を聞いて、電話を切るとバッグを掴んで玄関を飛び出した。


……私の所為だ。


病院に行くタクシーの中で、私は自分を責めた。


もちろん、薪坂さんが私と待ち合わせをした所為でトラックに撥ねられたんじゃないってことはわかってる。


だけど、私と今日約束をして、あの場所で待ち合わせをしなければ……。


そう思うと悔しくて、悲しくて。


自然と涙が頬を伝った。


「私が泣いたって……薪坂さんが助かるわけじゃないじゃない___!!」


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