DislikeMan~男なんて嫌い~
「あれ、恋歌用事あるんじゃなかったの?」
「……まぁ、気にしないという方向性で」
「意味わかんないわ」
笑いながら靴を脱いでリビングに入っていく早苗を眺めながらちょっと寂しい気持ちになる。
特に理由はないんだけど、なぜか寂しくなった。
「恋歌?どした?」
「あ、ううん、なんでもない」
無理やり取ってつけたような笑顔を早苗に向けて、リビングへ入っていった。
「ねぇ、恋歌。この花なに?」
「あ……」
見つかっちゃった。
隠しておく必要もないと思うんだけど、なんとなく話すのには気が引けるもん。
「えっと……もらった」
「誰に?」
「-…わかんない」
「はぁ?」
まぁ、これは当然の反応なわけで。
誰だって"はぁ"って言うでしょうね、私でも言うだろうから。