狂愛ラバーズ
「おおー、海斗くん。また一段と男らしくなったじゃないかっ。」

「まぁー、ほんと素敵だわ〜。私、こっちの海斗くんが好きだわ。」





夕食にみんなが集まるダイニングに行けば、社長夫妻は絶賛。





「あの、社長………会社でこのような姿は……。」





宗士さんの意見は最もだと、俺も頷くが





「突然変異だからしょうがない。」

「そうよ、宗士くん。異常気象とかって言うでしょ?それと同じようなものよ。」





と、言いくるめられ口出しする者は誰1人いない。





金髪の俺を見れたかれんは、食事に手はつけず俺を見上げずっと見つめている。





目が合い、ニッコリ笑えば恥ずかしそうに手で顔を覆う。





そんなこんなで目立つ俺は、会社で注目の的となり他の部所の社員まで見に来る始末。




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