狂愛ラバーズ
かれんちゃんと琉は面白いくらいに固まり、離婚と言った当の本人はニコニコと微笑んでいる。
「瑠、瑠璃……なんっ…離婚って……冗談言うなよ。」
「冗談なんかじゃないの。琉くん、忘れたの?何度も告白してくれて、16歳になってプロポーズしてくれたでしょ。」
俺達に話は見えないが、思い出したのか琉は青褪めていく。
「浮気なんかしないから、瑠璃だけしか愛せないから、俺と結婚してって言ってくれたよね?私に嘘をつくなんて……大バカさんね。」
未だニコニコと微笑んでいる瑠璃ちゃんだけど目が笑ってない事に気付いた。
隣に座る琉は座布団ごと後ろに下がり、勢いよく床に手をつき土下座した。
「ごめんっ!合コンに誘われたんだ……でも、浮気しようって思ったわけじゃない!そもそも合コンなんて知らなかったんだ。」
「そう……でも、その人達と遊びに言ったのよね。」
「それは………。」
言い訳出来ない琉は微かに顔を上げ、助けを求める様に目で訴えてくる。
また貸しが一つ出来ほくそ笑む。
「瑠、瑠璃……なんっ…離婚って……冗談言うなよ。」
「冗談なんかじゃないの。琉くん、忘れたの?何度も告白してくれて、16歳になってプロポーズしてくれたでしょ。」
俺達に話は見えないが、思い出したのか琉は青褪めていく。
「浮気なんかしないから、瑠璃だけしか愛せないから、俺と結婚してって言ってくれたよね?私に嘘をつくなんて……大バカさんね。」
未だニコニコと微笑んでいる瑠璃ちゃんだけど目が笑ってない事に気付いた。
隣に座る琉は座布団ごと後ろに下がり、勢いよく床に手をつき土下座した。
「ごめんっ!合コンに誘われたんだ……でも、浮気しようって思ったわけじゃない!そもそも合コンなんて知らなかったんだ。」
「そう……でも、その人達と遊びに言ったのよね。」
「それは………。」
言い訳出来ない琉は微かに顔を上げ、助けを求める様に目で訴えてくる。
また貸しが一つ出来ほくそ笑む。