狂愛ラバーズ
太股の付け根や際どいところまで満たされるまで痕を付けた。





かれんちゃんの舌と絡む指が熱くなる。





「………っは……ふぅっ……。」





気の済むまで痕を付け、漸く体を離し見下ろせばなんとも妖艶な姿で荒い吐息が聞こえる。





真っ赤な痕を眺めれば征服感が増す。





「今日はここまで…よくできました。」


「……は、ぅ………。」





汗で額についた前髪を退ければ視線がぶつかる。





心の底から嬉しくて顔が緩んでどうしようもなくなる。





キスマーク付けたのは初めてだった。





以前なら付けようとは思わなかったし、付けられた時にはその場で引き離したぐらい。





「海斗さん……。」


「ん?」


「狡い……。」


「何が?」


「私も、したいの……。」





首を傾げ、手首に巻き付けたエプロンを外すと首に手を巻き付けてくる。





腰を抱き、引き寄せ膝に乗せると首筋に顔を埋めるかれんちゃん。




「ん……付かない…。なんでぇ?」

「僕にも付けてくれるの?」





首筋から顔を離し、涙目で頷く姿は俺の理性を沸騰させる。




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