兎心の宝箱【短編集】

 威力がデタラメすぎる。

「かっ、かかれぃ!」

 慌てて号令を掛ける。 

 だが、腹心達は恐れをなしている。

 私を含め数人が魔力の塊を飛ばすが、銃がこちらを向いて音がするだけでやられるのだ。まともな体勢で飛ばす事ができず、なかなか当たらない。
 
「魔王さんよ、もうアンタだけだぜ」

 あっと言う間に形勢は逆転した。

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