純粋
めっちゃドキドキなんですけど~。


花火大会当日。


言われた最寄駅で先生を待っている。


すると・・・


うつむきながら携帯をいじっているところを誰かが近付いて来た。


だ、誰・・・?


背の高いかっこいいお兄さんだった。


「あ、どうもです・・・」


なんて呼べばいいのかな?


先生じゃさすがにまずいし。


「夢芽じゃん!お前~可愛いな!車に乗ってね」


手を引っ張っていく。
< 160 / 258 >

この作品をシェア

pagetop