【短】僕は妹と愛を誓い合う

「直くん…」

また目を潤ませる凛。


『僕と…愛を誓ってくれますか?』


僕は凛に手を差しだす。


「ふふっ…なんか直くん王子様みたいだね?」


『じゃあ凛はお姫様?いや…日本式に言うとお雛様か?』

「何それ~!!」


やっと凛がいつもの凛に戻った。

やっぱり凛には1番笑顔が似合う。


変な例えだけど、凛がお姫様なら僕は王子様になりたい。

君がお雛様なら僕はお内裏様になりたい。


つまり、いつも隣に居たいって事。



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