For You ‐この想い君へ‐
なんかいつもの会話だなぁ…
進歩なんて1ミリともしてない気がする
(でも今は落ち込むより楽しむしかないっか。花火も上がってることだし!)
あたし達5人はそれから屋台をぐるっと回った
打ち上がる花火でも、焼鳥でも、焼きそばでも、金魚すくいでも…松永が隣にいる嬉しさに勝るものはどこにもなかった…
「あっせっかくなんでみんなで花火しません?」
回り終わりベンチに座っていた時、悟くんがそう言い出し、あたし達は近くの公園に移動することにした
しかし言い出しっぺの悟くんは途中で帰ってしまった
(なんで悟くん年上とつるむんだろ…一人だけ年下だったのにすごいなぁ…)
「悟のことはほっといて。じゃあ俺ら、花火買ってくるから。行くぞ」
「んえっ…ちょっと!」
あたしは腕を松永に強引に引っ張られた