For You ‐この想い君へ‐
「な、なかなか打てないもんだね…」
「お、おう。でも打てた方なんじゃねーか?」
勢いよく入ってみたものの、あたし達はなかなか上手いようにボールが打てず、諦めて苦笑いしながら出てきた。
「男なのになんで打てないの?」
「それは偏見だ。男だから打てるわけじゃない。それに俺はサッカー派なの」
「それでも打てないって…」
「その目やめろ…」
(でも楽しかった。こんなに松永と笑えたのは初めてかもしれないな…)