先輩とあたし


「ん。だからしねーよ」



そうやってにっこり笑い私の頭をクシャッとなでた。



結局言わされちゃった私。



先輩にはかなわないな…




「ところで、優奈のクラスはなにやんの?」





「えっと…まだ決まってないんです」




「そっか。なら決まったら教えてな。」




「はい!あ、わざわざ家まで送ってくれてありがとうございます」




私は先輩に笑顔を向けた。




「ん。じゃぁ、また明日な」



チュッ




のわぁ!!!




お、オデコに!!!




さっきからずっと先輩に振り回されてるきがする




私は真っ赤な顔で先輩が見えなくなるのを見送った。
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