Eternal Journey  〜永遠の旅路〜
『(忍君?忍の知り合いですかね…?)
どうぞお入りください』


その詰まりまくりの声に気付いた政次はその詰まりまくりの幼い声の主を部屋に迎えた
そぉっとドアノブが回り、ドアの軋む音と共にゆっくりドアが開く
その声の主は小さく、とても幼い体型と容姿だった、小柄な体に似つかわないような自分の背丈ほどもある先端に機械的なものに加工された石がはまっている杖?のような物を持っていた

『あのぉ…忍とはどういう知り合いですか?』

『あっ、あの、その…し、信じてもらえないかもし、しれないけど…わ、私忍の幼馴染み…なんです』


その言葉を聞いた政次とメリルはキョトンとした顔で少女を見る
そしてまず政次の口が開かれた


『お、幼馴染みですか?失礼かも知れませんが…とても忍と同じ年齢には…』


政次の台詞にうんうんっと頷くメリル
しかし、やっぱり…と言うような表情をした少女は少し顔を赤らめながらも話出す
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