あなたの部屋で死なせて下さい


「何だよ」

もう電話を終えたのかポケットに携帯をしまって
あたしを見る。

「あーもしかして金今日中に必要?」

「あ、いえそうではなくてでも」

「だから何だよ」

「いくら契約したとは言え、お金を払ってもらうなんて
やっぱり・・それにあなたに払ってもらったとして
あなたの生活もありますし」

「ぶぶっ、何それ、お前そんな心配してんの?」

「だって!!」

笑う事ないじゃん!!

「それならダイジョーブ。俺、一応この会社の次期社長だからな」

「しゃちょ!?」


何それ。


自殺したくて飛び込んだ部屋の住人が

会社の次期社長!?


「知ってて来たんじゃねーの?」

「知らない!」

「ふーん、面白れぇ女、とりあえず仲良くしよーぜ?
俺は高槻 潤。お前は?」

「千賀もえ」

「モエね、宜しくな、奥さん」




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