あなたの部屋で死なせて下さい
声がしたと思ったら
「え、ちょっと!」
訳が分からないまま腕を引っ張られて部屋の中に入れられる。
な、何?
何が起きてるの?
男の人は私の腕を掴んだまま寝室に入ると私を
ベッドの上に押し倒した。
「ちょっと!」
すぐ近くにある顔に一瞬だけ見とれてしまう。
綺麗に整った顔は
この田舎町には似合わない。
会社員というよりは
ホスト?の方が似合っていそう。
茶色い髪の毛が顔にかかって
それが少しくすぐったい。
「何ってこうして欲しくて入ったんだろ?」
「え?」
「まぁガキは対象外なんだけど。
まぁヤレりゃ誰でもいーしな」
ニヤッと笑うのは悪魔の笑顔。
「あの、」