カラダから始まる恋ってありますか?

「愛美、聞いてる?」

あっ、また“愛美”って呼んでくれた。

これだけで凄く幸せ。


トレイを布巾で拭きながら、ボーとしていたら


「西澤さん。いつまでボーとしてるの?」


裕介さんの声とは違う低い声で真上から言われてハッと見上げたら


「いま、仕事中だよね」


眉をヒクヒクと、ひきつらせている店長がいた。




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