カラダから始まる恋ってありますか?

「裕介さん?」


どうしたの?と顔を覗き込まれて、なんだか急に恥ずかしくなって



愛美から視線を反らして「おはよう、早いね」と言葉を繕いながら椅子に腰をおろした。


なんか…愛美。


また綺麗になった気がする。


初めて会った頃より、何倍も輝いて見えるよ。



「お待たせ。お腹空いたでしょう?」

そう言って、お椀に注いでくれた、味噌汁の香りが部屋中に漂っていて



いつも珈琲とパンにオムレツが並んでたテーブルの上に


久しぶりに見る、ご飯と、味噌汁。そして卵焼きとサラダが盛られた皿が並んで

なんだか懐かしい思いが胸にこみあげてきた。



< 202 / 382 >

この作品をシェア

pagetop