カラダから始まる恋ってありますか?

「なんだか雨が振りそうな空ですね」

「そうですね、曇ってますね」


愛美が働いているカフェまで歩いて20分程の距離。

今にも雨粒が落ちてきそうな空を見上げながら言ったジュンを通り過ぎる女の子達がチラチラと見ている視線を感じた。

まぁ、確かに。ジュンは見れば見るほど“いい男”という言葉がピッタリとはまるぐらい


男の俺から見てもいい男なんだよな。


年はたしか、俺と同年代だったはず。

ただ、俺と違うのは父親が有名デザイナーで、高校卒業後に有名大学に進学した後、ヨーロッパの大学に留学。




俺以上にインテリアのデザインを学び、そして…俺以上に実力も名誉も持っているということ…だよ。




< 217 / 382 >

この作品をシェア

pagetop