カラダから始まる恋ってありますか?
「あの、藤木さん」
「なんですか?」
「良かったら、タメ口にしませんか?」
「はい?」
年も同年代だし、敬語なんか止めてタメ口で話しましょうと笑うジュン。
「俺、藤木さんとは、もっと仲良くなりたいっていうか。もっと気軽に付き合いたいんですよね」
照れながら言ったジュン。そんな顔されたら、俺が女だったらきっと一瞬で恋に落ちていただろうな。
顔もカッコいいが、性格もイイ奴なんだよな。
俺も、できれば仲良くなれるなら、そうなりたいっていうか。
ジュンとはライバルだけど。けど、それはもしかしたら、俺だけが勝手にそう思い込んでいるだけで
ジュンをライバルだと思っているから、無意識に距離をとるような事をしていたかもしれないな。