カラダから始まる恋ってありますか?

ジュンと特別、何かがあったわけじゃない。


ジュンは、一週間前とも何も変わらない態度で俺に接してくるし


俺も、何も変わらない態度でジュンと接していた。


いや…そう心がけていたと言った方が正しいかもな。



知らず知らずに、ライバル視している俺の態度は、市川さんにも伝わっていたみたいだから



きっと…ジュンにも伝わっているはず…だよな?



「お前はさぁ、真面目すぎるんだよ」


「はい?」



突然投げかけられた言葉。真面目すぎるんなんて自分では思ってなかったから。


「そんな事ないですよ。普通ですよ」


残りのご飯を頬張りながら言うと



「いや。お前は真面目で負けず嫌いで頑固なんだよ」



自分で気づいてないだけだよと、梅干しをパクッと頬張り、酸っぱそうな表情で種を出して涙目で俺をチロリと見た。




< 243 / 382 >

この作品をシェア

pagetop