カラダから始まる恋ってありますか?
負けず嫌いは認めるけど…
「俺、そんなに真面目で頑固じゃ…」
「いや。絶対にそう!お前が自分で自覚してないだけだって」
キッパリと言い切られ、そうかぁ?と首を傾げた。
「自分で認めろ。特に負けず嫌いだろう?ジュンに負けたくないから、昼休みにカフェにも行かずに粘ってるんだろう?」
…そうだよ。俺は負けたくない…仕事でも…愛美の事でも。
「負けたくないですよ」
俯いて、割り箸をギュッと握りしめて言う俺に
「まぁ、男だからな。
意地だってあるしな。お前の気持ちも分からないわけじゃないよ。
けど…勝負ばかりに気を取られて、大切な事を見失うなうなよな」
そう言うと、食べ終わったコンビニ弁当をビニール袋の中に入れて立ち上がると、俺の肩をポンと叩いた。