カラダから始まる恋ってありますか?
【愛美side】
「終わった…」
後片付けが済んだ頃、ようやくあたしの涙も流れ落ちるのをやめた。
「裕介さん」
ソファに座っている裕介さんに、ドキドキしながら声をかける。
「なに?」
優しい微笑みを浮かべる裕介さんにゆっくりと近づき
真っ赤な顔で一言呟いた。
「あたしを抱いて」
「えっ?」
瞳を大きく見開いて、あたしの瞳をジッと見つめる。
「愛美…?」
「お願い。抱いて…」
あたしを抱いて…。あたしのカラダにあなたを刻み込んで。
そして忘れないで、あたしを…あたしのカラダを忘れないで…。