カラダから始まる恋ってありますか?


「きゃ…やだ…」


「どうして…?もっと見せてよ…愛美のカラダ」



「やだ…恥ずかしすぎる…」



「どうして?」



「どうしてって…」


こんな明るい場所で裸見られるなんて…

「恥ずかしい…」


逃げようとするあたしのカラダを裕介さんは逃がさない。

それどころか「こっちを向いて」と囁いてくる。


「無理」


「どうして?見せて…愛美のカラダ…ちゃんともっと見せて…」



力づくで、こっちを向いてとクルリとカラダの向きを変えられ


あたしの目の前には、あたしと同じように、生まれたままの姿の裕介さんのカラダ。




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