カラダから始まる恋ってありますか?

 慌てて、誰もいないはずの店内を見渡すと
 
 「ただいま」と、ニカッと変わらない優しい笑顔を浮かべた愛しい人の姿が
目に飛び込んできた。


 「どうして・・・?」

 帰ってくるの、一週間後じゃ・・・?
 
 信じられない気持ちでただ見つめていると


 「おいで、愛美。迎えにきたよ」


 少し、潤んだ瞳で両手を広げる裕介さん。

 その腕の中に、飛び込んだ。


 あったかい・・・。間違いない・・・。
 夢でも幻でもない・・・。

 このぬくもりは、裕介さんのものだ・・・。







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