カラダから始まる恋ってありますか?
【愛美side】
「愛美…もう離さない」
そう囁きながら、あたしを強く抱きしめる腕の中
ギュッと瞼を閉じた。
幸せ…。この時間が愛おしいよ。
柔らかな朝日が、カーテンから差し込み、裕介さんの優しい笑顔を照らしている。
「もう…あたしを離さないで」
何度も呟いた。
もう…離れたくない。離れたくないよ。
「愛美…これからもずっと、俺のそばにいてくれないか」
「裕介さん…」
「俺、賞穫ったんだ」
「えっ!?賞を!?」
「あぁ。っていっても、あんま大きな賞じゃないけど。それでもやるだけの事はやってきた。愛美…キミに相応しい男になるために…」
「裕介さん…」