千景くんは幼なじみ
ちーちゃん家に行くと、ちーちゃんのお母さんが出迎えてくれた。

ちょうどパートから帰って来た所だった。





パート先のドーナツとジュースを出してもらい、リビングでおやつタイム。

テレビを見ながら、二人でドーナツを頬張る。





『ね~…。さっきまでケーキ食べてたのによく入るねぇ』

『うまっ!』

ちーちゃんは、私の言葉は無視してドーナツをガッツく。







ドーナツは、ちーちゃんの大好物。

しかも…砂糖がビッチリついた甘々のやつ。

私はチョコが好き。






ちーちゃんのお母さんは、そんな私たちの好みをよくわかっていて

言う前に、ちゃんと取り分けてくれた。





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