イケメン担任とヒミツの放課後恋愛【完】
あの日もそう絶叫したことを思い出した。
「あたしは…ワンコじゃないもん。
人間の…女の子だもん…」
「アホか、おまえ。
んなこと最初から知ってるっつーの」
「だったら…。
ワンコ・ワンコ言わないでください。
あたしの気持ち知ってるくせに…」
「知ってるよ?
だからこそ…」
「…?」
「言い訳くらいさせろよ」
「…?」
「理解が悪いところも、うちのくるみそっくりだなぁ」
担任はそう言って目を細めて笑って―――
「あたしは…ワンコじゃないもん。
人間の…女の子だもん…」
「アホか、おまえ。
んなこと最初から知ってるっつーの」
「だったら…。
ワンコ・ワンコ言わないでください。
あたしの気持ち知ってるくせに…」
「知ってるよ?
だからこそ…」
「…?」
「言い訳くらいさせろよ」
「…?」
「理解が悪いところも、うちのくるみそっくりだなぁ」
担任はそう言って目を細めて笑って―――