たからもの
┌───────────┐
│この声が枯れるくらいに│
│君に好きと言えば☆★☆│
│よかった☆★☆★☆★☆│
│もうニ度と戻らない恋☆│
│痛みだけが☆★☆★☆★│
│ちょっと動いた☆★☆★│
└───────────┘











歌っていると涙が出てきてしまった。

暁への叶わぬ想い…。

今もまだ、こんなにすきなのに…。

私の恋のライバルは、存在しているかどうかすらもわからない夢の人…。

「もう歌えないよー!!…っ!!」

クラスのみんなが私を見て驚いている。

「ああ!!心配しないでカラオケ続けて!!」

宝がそう言うとクラスのみんなはカラオケを再開し、宝・美麗・幸・裕貴が私の周りの子と席を替わってもらい、集まってくれた。
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