たからもの

我慢

バスに戻るなり…「「秋花~(泣)」」

「あ!!みんな、ごめんねえっ(泣)」

「千と何してたのー?」

にやける3人…たった一人、裕貴を除いて。

すると裕貴が頬を膨らませた。

「ん?どうした?」

私が聞くと宝が「今さっき話してくれたんやけど、裕貴は千が好きなんやとっ★」

「え…そうなの?」

私は裕貴の顔色を伺いながら訪ねた。

「うん…。」

「そ…そっかあ!!うんうん、似合う似合う♪」

私は明るく降る舞った。

「本当…?」

「うん。頑張って!!」

「ありがとう!!」

裕貴はにっこりと笑った。

裕貴…私は心友のあなたが大切だったから…だから言えなかったんだよ。
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