意地悪な悪魔とアタシ。
「あぁ・・・もぉ・・・重いぃ」



なんて呟いて1人で廊下を歩いていた。

鈴も今日は学級長会でいないしっ・・・

半泣き状態だったプリントがすっと軽くなった。

ありぇ?




「持つよ?日直だったんだね」





そういってあたしのプリントの半分を持ってくれたのは

颯くんだった。

やっ・・・優しいっ!




「ありがとう♪」



あたしは微笑んだ。



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