学校では教えてくれない"不倫学"
ですが、そんな中でも子どもを守っていこう、一人でも育てていこうと思えるのなら、とても凄いことです。

逆に、この覚悟をもてない人は、必ずと言っていいほど、相手の言動に逐一ふりまわされます。

なぜなら、考えの中心が「あなた」ではなく、「相手」だからです。

そうなればとうぜん、あなたにあるべき「産む自由」を放棄し、相手の事情に合わせるというおかしな事態になってしまいます。

本来なら、相手に「産む自由」を制限する権利などありません。

逆に、養育費を払わなければいけない「法律的義務」があるのです。
養育費は、子どもに対しての、親の責任であって「払いたくない」という問題ではありません。
(慰謝料はもらえないかもしれませんが)


おそらく、妊娠が発覚したときに相手が亡くなっていたなら、あなたは産むことをちゅうちょすることはないでしょう。

相手が、産んだら困るというから、あなたは産めないのではないでしょうか?

好きだからこそ、相手の事情を理解しようとして、相手を愛するがあまり、受けとめようとしてしまいます。

でも、それではあなたのキモチはどうなるのでしょう?

あなたはきっと、どれが正しいことなのか、自分自身でもよくわかっていないのではないでしょうか?
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