学校では教えてくれない"不倫学"
不倫の恋には、ウソがつきものです。

相手は、相手の家族にウソをつかなければ、あなたと逢うことはできないでしょう。

そのウソはまちがいなく、あなたに逢いたいがためにつくウソです。

それは、素直に喜ぶべきことだと思ってください。

そういった意味では、あなたは愛されているのです。
相手の家族といるよりも、あなたといる方が心地よいと感じてくれているわけです。

ですが、ここが重要なのですが、その愛にあなたが満足できるかできないかが、不倫の恋の行く末を占うポイントなのです。


誰だって、愛を独占できるものなら独占したいものです。
しかし、世の中には、そうできることばかりではありません。

あなたが人気アイドルとつきあった場合、四六時中相手を独占することができるでしょうか?

そんなことをすればきっと、逃げられてしまうのはわかるでしょう?

アイドルをあなただけのものにしたら、もうそのアイドルはアイドルではなくなります。
あなたの愛が、二人の関係をもこわすことになるでしょう。

不倫の恋も、相手があなただけのものだと思うからこそ、おかしくなるのです。

早くケリをつけてこいとか
愛してるなら必死になれよとか
ただのアソビだったんだとか
自分のなかで考えて、その答えが出ないからますます苦しくなります。

ですが、現実はそうではないかもしれないのです。

あなたに対しての愛が足りないから一緒になれないのではなく、離婚バトルに勝つプランが描けないでいるのかもしれません。

もちろん、そうではなく、単にあなたと離れたくない「だけ」の人もいます。

その場合、その人と一緒になるには、あなたはそうとうがんばらないといけません。
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