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恵一はかわいいっしょ☆と言いながらポーズをきめた。
「うまいことやったなぁwあ、ねぇ藍華ゴムかピンある?」
「ゴムもピンもあるよ。はい」
何するの?と聞きながら藍華は私に渡してくれた。
「ん?いやここまでやったならさ、髪もやんないとね。」
にやりと私は笑うと恵一を呼んだ。
「どったのー?」
「いいからじっとしてて。」
恵一は髪が長めだからアレンジしやすいな。
「はい。できた。」
「「「ぶっ」」」
私以外の全員が恵一を見て吹き出した。
「え、何々どったの?」
恵一は訳が分からないといいながら鏡をみた。
「っあはははは!!朱嘉ちゃんうまいっ!」
「髪の襟足を入れ込んで上の髪をゴムで止めただけの簡単なものだけどね。」
私は笑いながら答える。
「いやーw紫希にも見せたい」
「おはよう!!」
藍華が言い終わると同時に紫希が教室に飛び込んできた。
「おはよう紫希。ギリギリセーフだよ。」
「マジ?よかったぁはははは!けーくんなにそれ!!」
息を切らしながら答え、そのまま恵一をみた紫希はすぐに笑い出した。
「メイクは隣のクラスの子でー髪は朱嘉ちゃんがしてくれた☆」
いえーい☆とピースをしながら答える。
「まじ?すごいねーw」
キ―ンコーンカーンコーン…
「おらー席つけー」
チャイムと同時に石ちゃんが入ってくる。
「出席とるぞー…ぶっ」
石ちゃんは視界に入った恵一を見た瞬間吹き出した。
「浅葱…なんだそれ…w」
「やぁだ石ちゃん☆そんなにあたしがかわいーい?w」
「今すぐそれ落としてこい。俺が耐えれんw」
「えー。はーい」
そんなやり取りをしている最中ずっとクラスメイト達は笑っている。
恵一はしぶしぶといった感じに教室を出て行った。
「よーし、出席とるぞー。赤石ー…」