だって君が好きだから。
修の言葉に甘えて
シャワーを借りた。
修が使ってるシャンプー。
なんか、使うの緊張しちゃう…
「修の匂いだぁ〜」
お風呂から上がると
ドライヤーとかいろいろ
用意してくれていた。
ドライヤーで髪の毛を乾かすと
修の匂いがした。
…ヤバい…なんかうれしい。
「優梨〜上がった?」
「あっ、うん。
お風呂ありがとう〜」
「ちょっとこっち来て?」
手をひょいひょいって
してあたしを呼ぶ。
「何?」
修の側に寄ると
ギュッと抱きしめられた。
「修…どうしたの?」
「ん?優梨が俺の匂いするから。」
「修のシャンプー借りたから」
「でも俺よりか
優梨のがいい匂いするし」
「一緒だよ〜?」
じっと見つめられると
プシューっと赤くなる顔。
「優梨…」
「…なぁに?」
「好きです…」
「ふふ、あたしもです。」
なんで敬語?
可愛いからいいけど〜
「イチャイチャしよっか」
修はそう言ってあたしを
お姫様だっこして
キスしながらベッドに向かう。